信大(本部・松本市)は18日、12日に行った2次試験後期日程の理学部と繊維学部共通の選択科目「物理」で出題ミスがあったと発表した。両学部ともこの問題を採点から除外し、他の科目を選択した受験生と不公平にならないよう得点を調整。合格発表は予定通り20日に行う。
信大によると、ミスがあったのは、電磁気を扱った問題。コイルの巻数について「1メートル当たりの」という記述がなかったため、解答できなかった。18日、県内の予備校関係者からの指摘で判明した。物理は両学部で計232人が受験していた。
問題作成とチェックは、両学部の物理分野教員が担当している。この日会見した武田三男・理学部長は「専門家にとってコイルの巻数は通常1メートル当たり。そう頭に入っていたために見落としたと考えられる」と説明した。信大によると、「1メートル当たり」として計算し、想定した答えを出した受験生もいた。